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仔犬の<しつけ>は6ヶ月齢になってから!?

ご相談に来られる飼い主さんによく言われるワードのひとつに、

「6ヶ月くらいから躾を始めないとイケナイと何かで読んだ。(人に聞いた)ので、躾を始めたい。」

というものがあります。

たしかに、犬関連の本やインターネットでそのような記述があることは、しばしば・・・

何故、そのように言われているかと私なりに考えてみました。

犬が仔犬から成犬へのステップを上っていく過程で様々な感情・行動の変化があります。

生後1~3ヶ月・・・目や耳の機能が発達し始め、母犬から愛情を注いでもらったり兄弟犬との協調性を育む大切な時期です。この時も仔犬は何も学習していないかと言えばそうではなく、母犬のおっぱいをせがんだり、歯が生え始めた仔犬は時に母犬に拒絶されたり、兄弟犬とおっぱいの取り合いをしたり、兄弟犬と遊ぶ中で噛む強さを学んだり・・・寝床とおトイレの場所を区別するようになったり・・・と数多くのことをこの時期に学んでいます。

生後2~4ヶ月頃・・・だいたいの犬達が家庭に迎えられるこの時期、たくさんのことに興味が出始める時期です。自分達の生活領域からすこしずつ外の世界へと興味を広げ、アッチのニオイを確かめたり、コレは何だ?と口にしてみたり・・・まだこの時期母犬や兄弟犬と生活を共にしている場合は歯や体の力が発達してきていますから、テンションが上がり過ぎて母犬にやりすぎてしまう仔犬を本気で母犬が叱ったり、兄弟との遊びの中で強く噛み過ぎて相手が去ってしまい楽しかった遊びの時間が中断したり・・・と生活の中で「よいこと」「わるいこと」を学習します。

そして、生後5~6ヶ月以降・・・様々なことに興味深々だった時期を過ぎ、自我が芽生え始めるとともに警戒心が出始めます。ライオンや野生動物を思い描いてもらうとわかりやすいかと思います。自我が芽生え始め色んなことを自分でしたいと思いますので自分の判断で行動を起こすようになります。が、巣穴から安易に出ていくと天敵に襲われるかもしれませんよね?そこで、小さな物音や他の動物の気配に敏感になります。襲われて命を落とすことにならないように動物はこんなことが自然にできるのです。野生動物と比べれば、家庭犬である犬はこの警戒心が出始める時期は個体差はあるものの、遅く だいたいの犬が5~6ヶ月以降と言われています。

この時期に家庭で飼われている犬は様々な問題行動と言われる行動が出始めます。野生では当たり前の行動でも(吠える・咬む・壊す・暴れるなど)家庭では問題行動となります。ですから、この時期に問題解決に向けトレーニングの扉を叩く方がしばしば・・・                                       また、問題が発生し易いからこそこの時期からの 躾=訓練を!と本などにも書かれているのだと思います。

ですが、先にも書きましたが生後2~4ヶ月の時期に                                  すでに母犬は仔犬に犬社会に適応していくための躾=生活のルールを教えています。<強く噛んではダメ。目の届かないところに行ったら首根っこを咥えて戻される。おトイレは寝床と離れた場所ですることを自らがして見せる。など>ですが、仔犬ですから同じ過ちを何度と繰り返すのです。そこで母犬はどうするかと言うと、諦める・・・感情的になって怒り狂う・・・のではなく 繰り返し、常に一貫性をもって「よいこと」「わるいこと」の区別を教えていくわけです。

ここで、余談ですが・・・母犬と同じことをして叱らなければ仔犬によいこと・わるいことが伝えられないという風潮から「マズルコントロール」や「腕力で体を抑えつける」ことが世間的に叱り方として伝わっているようです。これにはデメリットがあります。例えば、口周りを持って叱ることで、口周りを持って歯を磨いたり、口の中を調べたりすることが難しくなります。口周りを持たれることに嫌なイメージがついていますからね。また体を抑えつけて叱ることも同じく、嫌なイメージがつくとヒドイ場合は抱き上げることですら困難になるケースもあります。せっかく信頼関係を築いていくために、叱ることと誉めることを愛情を持って伝えているつもりでも叱り方を誤ると犬によっては逆効果・もしくは無意味となることもあるのです。人間は決して犬にはなれませんから犬が用いる躾の方法を人間が用いる場合、その人の技術と経験がなくては難しいのです。YES・NOを教えるにはその方法が最も大事です。

さて、本題に戻ります。躾と訓練の違いは以前にもこのブログ内に登場しています。コチラコチラコチラ

で、あるように母犬が仔犬にするのは「訓練」ではなく、「躾」です。ですから家庭に迎え入れてから仔犬にするのも「躾」でなくてはいけません。それを始める時期は家庭に来て<すぐ>。犬への躾はオスワリやマテ・横について歩くことができても、それだけでは足りません。むしろ、それを教える前に必要なことは山ほどあります。

愛犬を家庭に迎え入れて、愛犬が家族に対して安心感や信頼をよせる間柄になるには年齢は関係なく、 愛情とルールが必要です。その犬の持つ性質や性格、または生活環境によって相応のトレーニングが必要な場合もありますが、その犬に合った方法で家庭内のルールを教え愛情を注ぐことができれば形を教えなくても自然と飼い主さんに合わせて振る舞える犬達を私は沢山知っています。

躾は家に来てすぐから!また、ルールは今からでも教えられます!大切なのは家族全員が一貫性を持って接することなのです。

と・・・長々とお付き合い頂きありがとうございます。文章にすればざっとA4 2枚分といったところでしょうか・・・文章にすれば簡単ですが、実際に向き合うとなると そう一筋縄ではいかないのが犬の躾・・・まずは愛犬に合った方法を見つけて少しづつ前進していきましょう。決して無理はせず、困っているときは相談してくださいね。

 

 

akiko

 

 

この記事の投稿者

akiko

について

ドッグトレーニング(しつけ)専門施設「フィールファン」スタッフ。
動物専門学校を卒業後、犬の美容、ドッグラン、商品販売、生体管理などを併設する複合施設に7年間勤務する。日々様々な犬達と関わり経験や知識を深める。
現在、ドッグデイケア保育、パピー社会化プログラムを中心に家庭犬のしつけに従事する。

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しかし、このような方法で問題を改善しようとしても、良い結果・効果は得られません。問題を改善するためには、飼い主さまと愛犬との関係、生活環境、年齢、犬種、性別、経験など、問題となる多くの要因を変えていかなければ、良い結果・効果は得られないのです。

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