ドッグトレーニング(犬のしつけ)専門施設(箕面市、豊中市、吹田市、池田市、茨木市、北摂、他)。しつけ教室も。

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月別アーカイブ: 2017年4月

この接し方どっちが正しい?

 

段々と暑いと感じる日が増えてきましたね~!

 

ここ数日でけっこう焼けてきました(*_*; 

 

さて、タイトルのように感じたことは皆さんもきっとあるのではないでしょうか??

 

レッスン中などで飼い主さんとお話をしていると、 

「この方法は正しいのでしょうか?」 

「こういうトレーニング方法を聞いたのですが本当に良いのでしょうか?」 

このようなことを聞かれることがあります。

 

 

そこでの私の答えはたいてい、 

「正しいか間違っているかではなく目的と犬の性格に合っているかどうかではないでしょうか」 

このようになります。

(もちろんこのまま言うわけではありませんがニュアンスで受け取ってくださいね。)

 

 

 

<Aという意見とBという意見>

例えば犬とは一緒に寝てはいけないという話を聞いたことはありませんか?

 

逆に犬と一緒に寝たって構わないという話はどうでしょう?

 

どちらも実際に言われていることですよね。

 

 

で、真実はいかに???

ちょっと考えてみてください。 

答えは 『どちらも正解』 です。

 

こう言うとワケがわからないと思われるかもしれませんが

私の意見はどちらも正解です。

 

 

なぜでしょうか?

 

 

 

<視点を変えるとどちらも正しくなる>

一緒に寝てはいけないケースでリスクを考えてみると・・・

 

リスク例:

・ベッド(布団)への執着から飼い主に対して攻撃的になることがある(独占・守る行動)

・特定の飼い主への執着が強まり身内に対しても攻撃的になることがある(独占・守る行動)

・飼い主への依存が強まることで留守番などによくない影響がでることがある(分離不安)

・就寝中の排泄ミスなどの問題が起こることがある(管理不足)

 

などなど、一緒に寝ることで犬の性格によってはこのようなリスクが考えられます。

 

 

では飼い主との関係に問題がなく、上記のようなリスクがなにもない場合はどうでしょうか?

 

一緒に寝たって構わないということになりますね。

 

例えば不安傾向の強い犬によっては一緒に寝ることで安心感を与えられたり、

独立心の強い犬が人間との心の距離が縮まったり、

というプラスの効果もあります。

 

 

 

<まとめ>

一般的に言われている 

『〇〇してはいけない、〇〇しなければならない』 

という意見は、

 

それを行った場合と行わなかった場合双方のリスクを考えたうえで選択しなければならない

ということです。

 

なんでも鵜呑みにしてしまうと混乱してしまいますからね。

 

Aという本ではこうなのに、Bという本には違うと書いてある・・・

こんな経験はきっとあると思います。

 

正しいか間違っているかという視点で判断する場合は 

『その意見に対する根拠となる証拠』 

という部分を調べれば、正しいもしくは間違っているという言い方ができます。

(少し前では正しいと言われていたことが今では覆っているというのは珍しい話ではありません。)

 

 

ん?と感じるような情報に対しては、

その 『意見の根拠』 と 『それぞれのリスク』 

この2点で考えるクセをつけると偏った考え方をしないですみますよ。

 

 

 

PS:

例にも挙げたようにある犬にとってのマイナスはある犬にとってはプラスになります。

それを理解しようと思うのであれば、自分と犬にとって接し方がどのように作用するのか?

を知るしかありません。

ではどのようにすれば知ることができるのか?

・・・というと・・・テストしてみて行動の変化を実際に体感するしかありません^_^;

それこそ失敗しそうでリスキーやん!!と思われる方はそもそもやらないほうが無難かも。

心配なときは無理はしないでFeel Funの<無料相談>もしくはカウンセリングまで

お問い合わせください。

 

代表ジョニー