いつから始めますか?
コチラ の記事でもパピーのしつけを始める時期についてふれておりますが、早ければ早い方がいいのはもう、ご存知の方も多いかと思います。
では、何から始めればいいのでしょう?
まずは、最初の第一歩!!
思いつく所から始めてみましょう!!
例えば、
《何となく体に触れられるのが苦手だ。》 | → 体に触れる練習をしてみよう。 |
《何となく初めての人には臆病だ》 | → 他人から食べ物をもらう練習をしてみよう。 |
《何となく音に敏感だ》 | → 抱っこしてベランダから外を眺めてみよう。 |
予防接種が終わっていなくてもお家で出来る練習はたくさんありますね。
そして、月齢が進むにつれ甘咬み・じゃれ咬みが激しくなってきたり、破壊行動がでてきたり、警戒吠え、要求吠え・引っ張りなどの様々な行動が現れます。これはいたって当たり前の事ですが、飼い主がうまくコントロールし、しつけ(社会・家庭の規範、マナーなど慣習に合った立ち振る舞いができるように)を行っていかなければ、仔犬自身で学習できることには限りがあります。
現代社会のように犬と密接な生活を送る以上、やはり【しつけ】は必要不可欠な事ですね。
↑の写真
今日のレッスンではジャックラッセルの小鉄くんが苦手なボディコントロールに挑戦。
このテリア系の犬種に多くみられるのは拘束を嫌うこと。
飼い主からしてみれば些細な事でも、積み重ねの練習が必要なケースは多くみられます。
お腹を見せる事・足、尾、耳、口、歯、など 体全体を扱われる事に慣れさせていきましょう。
人で例えれば、授業中は大抵の人がイスに座って聞いていますよね?
ウロウロ歩きまわり、興奮しながら騒ぎ立てて授業を聞いている人はかなり、おかしな人に見えます。
犬も同様、動物病院での待合。自宅での来客時。公園での立ち話。(あまり長いのは犬もツライです。笑)など・・・
様々なシーンで大人しく待って欲しい時はありますよね?
勝手に自然と覚えてくれれば、教える必要はありませんが、覚えればラッキー!でも、覚えなかったらどうしよう・・・と、大きな賭けをするよりも教えておけば・・・日々の生活ルールにしてしまえば・・・何の心配もいりませんね(^^)
と、そうこう言っているうちに小鉄くんが落ち着いてきました。↓
ついつい失敗にばかり目がいきがちで、怒ってばかり・・・注意してばかり・・・
とならないように。
うまく出来たら褒めてもらえる。
出来ない事は出来るように導いてあげましょう。
互いが気持のよい生活を送れるよう家族でのルール作り、しっかり行っていきましょう!!
小鉄くん、おつかれさま~♪
ドッグトレーニング(しつけ)専門施設「フィールファン」スタッフ。
動物専門学校を卒業後、犬の美容、ドッグラン、商品販売、生体管理などを併設する複合施設に7年間勤務する。日々様々な犬達と関わり経験や知識を深める。
現在、ドッグデイケア保育、パピー社会化プログラムを中心に家庭犬のしつけに従事する。
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