ドッグトレーニング(犬のしつけ)専門施設(箕面市、豊中市、吹田市、池田市、茨木市、北摂、他)。しつけ教室も。

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楽しめばすべてうまくいく?

 

こんにちはジョニーです。

 

蒸し暑く不快な季節(~_~;)

 

我々のような犬飼い達にはお互いに楽しめる時間が限られますから

ツライ所ですよね・・・。

 

けれど、どんな状況でもポジティブに考えれば楽しめる!

楽しくやれば成果が出る!

なんて言葉もあります。

 

スポーツでも仕事でも成功している人は楽しめている人なのだと。

確かにどんな逆境でも楽しめれば越したことはありませんけど・・・。

 

 

でも、そんなになんでもかんでも楽しめますか??

 

 

私自身、

これまであれこれと「あ~ツライわ~」と思うことを経験してきましたし、

これからもしんどいことはきっと起こり続けるでしょう。

 

正直言ってそれを全部最初から楽しむのは・・・まぁ無理ですね。(笑)

 

 

 

ツライ時に努力して、

なんとか上手くやれて、

自分自身も乗り越えられレベルも上がった、

だから 『ツライ時も楽しめる』 みたいに言えるのでしょうけど

これってあくまでも結果論だと思います。

 

 

でもネガティブに物事をとらえ過ぎていては精神的に良いはずはありませんし、

自信を失って前へ進むための行動を起こせなくなります。

 

これではにっちもさっちもいかない状況を自分自身で作ってしまい

正に『負の連鎖状態』におちいってしまいますよね。

 

こうなると右も左もなくなって諦めの境地に立たされてしまいます・・・。

 

しつけに取り組む際にもこのような精神状態に

おちいってしまうケースは少なくありません。

 

 

ではなぜそうなってしまうのか?

 

一度整理して考えてみましょう。

 

 

 

 

 

<先の結果にフォーカスし過ぎている>

 

成果が上がらないことの理由の一つに目標の設定が間違っている場合があります。

 

『before 吠える犬 → after 全く吠えなくなる』 がゴールだとします。

 

『全く吠えなくなる』 を成果だとし、それ以外は失敗だと捉えてしまう。

だからちっともよくならない・・・と思い込んでしまう。

 

意外と皆さんこれになりがちです。

 

【いつまでたっても吠えている】 という見方をするからいつまでたっても吠えるままなんです。

 

視点を変えれば本当は成果が出ているはずなのに

気が付いていないだけだったりします。

 

では一体何を意識すればよいのでしょうか。

 

 

 

 

<小さな成果を評価する>

 

例えば 『ハウス内での要求吠えに困っている』 犬がいるとしましょう。

 

 

勘の良い皆さんだったら 『ハウスの中で静かにできること』 を評価しますよね。

 

もちろん僕もハウスの中で静かにできることを評価しトレーニングを行います。

 

でも 『静かにしたら良い』 だけではなくてもっと細かい部分も評価の対象とします。

 

 

【要求吠えのしつけの際に評価の対象とする参考例】

・ハウスへ連れて行き、入れる際いつもよりもスムーズに入った(これまでは嫌がる素振りがあった)

・ハウスの指示で入った。(これまで逃げ回っていた)

・ハウス内で与えたフードを食べられた。(周りを気にすることなく)

・ハウス内で与えたガムを食べられた。(これまでは食べなかった)

・偶然ハウスへ勝手に入り、ひとりでおもちゃ遊びをした。(これまではリビングの床だった)

・偶然ハウスへ勝手に入り寝ていた。(これまではリビングの床だった)

・日中在宅中にハウスで静かにできた。(数分間)

・日中在宅中にハウスで静かにできた。(数十分)

・飼い主が食事中ハウスで静かにできた。

・夜間ハウスで静かにできた。(同じ部屋で)

・夜間ハウスで静かにできた。(違う部屋で)

・留守中静かにできた。(数分~数十分~数時間)

     ・

     ・

     ・

あげ出すとキリがないので一旦この辺りにして・・・

いかがでしたでしょうか。

 

 

想像以上にありましたか?

 

 

もし想像以上だと感じた方は

『小さな成果』 見落としがちかもしれませんね。

 

 

 

日々練習を繰り返していれば何かしらの成果は上がっているはずです。

 

上手くいっていないと感じる時は、

先の結果にばかりフォーカスしていて

小さな成果を評価の対象として見れていないのかもしれませんね。

 

 

小さな成果を日々評価して

しつけが少しずつであっても前進していることが確認できれば、

飼い主さんのやる気も上がりますし、

同時に犬を褒めるポイントも増えますよね。

 

結果的に小さな評価がたくさんあると、人にも犬にも良い影響をもたらしてくれます。

 

 

 

 

<効果的に小さな成果を評価するために>

これらの小さな評価を見落とさないで行うのに便利なのは、

日記やブログ、動画を撮る、メモをとる、いつも時間を意識するなど。

 

データを集めていつでも見返すことができるようにしておくと効果的です。

 

 

見返すことで見落としがちな小さな成果にもきっと気が付くはずです。

 

 

漠然と 「ポジティブシンキングをしよう!」 ではなく、

小さな成果の繰り返しで自分自身のモチベーションを高めることが

現実的かつ効果的だと僕は思います。

 

 

悩んだ時こそ以前のことを思い出してみてはいかがでしょうか。 

 

 

 

ラムちゃん

 

 

 

 

 

PS:

書いていて思いますが仕事も同じですよね~。

小さな成果の積み重ねがあるからこそ楽しめるのであって、

先の見えない暗闇ではずーっとモチベーションの高いままで歩き続けられません。

 

どこにフォーカスするのか?

は自分次第。

 

『目標は遠い所から近い所まである』と建設的に考える習慣を

自分自身につけることが大切ですね!

 

 

進まざる者は必ず退き、

退かざる者は必ず進む。

 

福沢諭吉の名言の一つで僕の好きな言葉でもあります。

 

大きな一歩で進めれば良いですけれど、

退かないで前へ進む為には小さな一歩も重要ですね。

 

 

PPS:

今日の僕の小さな成果は自分の決めた予定通りにブログ記事を書いたこと。(笑)

昔と比べてかなり更新頻度は下がりましたが

皆さんに少しでもお役立ちな情報を!と思い書き続けております。

(言い訳ですがブログ以外にもfacebookやラインなどのツールも増えましたので手いっぱいで…^_^;)

 

それでも書き続けられるのはやっぱり読んで参考になった!

と言って下さる皆さんのおかげです。

 

小さな成果と評価でやる気アップですね!

 

 

 

 

 

代表 ジョニー

この記事の投稿者

feelfun

について

ドッグトレーニング専門施設「フィールファン」代表 ドッグトレーナー。
犬の内面や行動などを理解し心理的な部分からの問題の改善、飼い主さまと愛犬とのあいだに良き信頼関係を築くことに強いこだわりを持つ。

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